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         第3回プロフェッショナル養成セミナー    2006.1.16更新 

終了しました        

        セキュリティを支える「電子透かし」の基盤技術と最先端動向

         −単純禁止からManaged Copyへと変わるコンテンツ保護が作り出す大きな市場−

 画像電子学会編集の書籍を著者が直接解説する「プロフェッショナル養成セミナー」企画は、お蔭様で大変好評を博しております。現在、セキュリティに絡むニュースが話題にならない日はないほど、セキュリティが身近でかつ重要な課題となっています。そこで今回は書籍「電子透かし技術 −ディジタルコンテンツのセキュリティ −」を取り上げ、その基盤技術と最先端動向を、第一人者である著者の方々に解説いただく、セミナーを企画しました。さて、財産はおろか、かけがえの無い生命までを脅かす改ざん、偽造、なりすましなどの防御技術と共に、今セキュリティの世界で話題になっているのが、コンテンツ保護の新しい考え方です。これまでのCopyの単純禁止からManaged Copyへと変わることで、コンテンツ利用の拡大が大きく期待でき、その流れはオフィスからホームユースやモバイルの世界にも広がりを見せ始めています。そこで今回のセミナーでは次期WindowsやDVDでもサポートが予定されているこの次世代コンテンツ保護に関しても紹介を行います。さらに、電子透かし技術と切っても切れない重要技術である個人認証技術に関しても、書籍「指紋認証技術」の著者を特別招待講演として迎え講演して頂きます。是非ご参加されるようお願い申し上げます。

●開催日時 2006年1月20日(金)  9:15−17:10

                     *セミナー終了後、懇親会を予定(参加費無料)

●場所 日本印刷会館 201〜203会議室 〒104-0041 東京都中央区新富町1-16-8

        地図http://www.jfpi.or.jp/kaikan/

        有楽町線 新富町駅から徒歩約2分

●定員 120名(定員になり次第締切りますので、お早目のお申し込みをお勧めします。)

●参加費(会員は賛助会員、協賛学会会員を含む)

 テキスト付き   会員12,000円 学生3,000円 非会員 15,000円

 テキストなし  会員10,000円 学生1,000円  非会員 13,000円

 テキスト付は書籍「電子透かし技術」定価2,835円(本体+税)が1冊付きます。

 http://www.tdupress.jp/cgi-bin/html.cgi?i=ISBN4-501-32320-5

 なお、「指紋認証技術」定価2,835円(本体+税)」に変更も可能です。

 http://www.tdupress.jp/cgi-bin/detail.cgi?i=ISBN4-501-32480-5

 変更される場合は申し込み時に指定願います。また、両方ご希望の方は会場でご購入ください。

参加者には簡易テキストおよびカラーで見やすいCD-Rによる講演資料の電子ファイル(パスワード付)も用意する予定です。

●お申込み先等 :

105-0012 東京都港区芝大門1-10-1 全国たばこビル6F 「第3回プロ養成セミナー事務局」

TEL:03-5403-7571  FAX:03-5403-7572  E-mail:kikaku@iieej.org

・下記事項をご記入の上、FAX又はE-mailにてお申し込み下さい。

  参加者氏名、会社/大学/団体名、所属部課名、資格(会員/学生会員/非会員 協賛学会名など)、

  連絡先(郵便番号、住所、電話、FAX、E-mail など)、書籍付の有無、請求書の有無、懇親会(無料)参加の有無

申し込み締め切り : 書籍付きは2006年1月13日までにお願いします。

●主催:画像電子学会 

●協賛:日本印刷学会、日本画像学会、日本写真学会、映像情報メディア学会、情報処理学会、電気学会、

電子情報通信学会、 CG-ARTS協会、SCCC学会 

【プログラム】

9:15-9:20        開会挨拶 関沢 秀和 企画委員長(東芝テック画像情報システム)

座長:関沢 秀和(東芝テック画像情報システム)

9:20-10:35        特別招待講演   バイオメトリクスと指紋認証技術 - 過去・現在・未来 –

星野 幸夫(NECソフト)

バイオメトリクス(生体認証)の定義、バイオメトリクスの最先端/最普及技術である指紋認証、指紋の発見の歴史、指紋認証の自動化の歴史、指紋認証の自動化の現状、照合精度の考え方、および将来展望について紹介する。

10:45-12:00       文書画像への電子透かし技術                    田中 清(信州大学)

文書画像に対する電子透かし技術について、2値画像を対象とする技術も含めて、これまでに提案されているいくつかのアプローチを紹介するとともに、今後の課題や動向、方向性についても言及する。


12:00-13:00
                       昼食

座長:鈴木 博顕(リコー) 

13:00-14:15       JPEG画像に対する電子透かし-                                                 汐崎 陽(大阪府立大学)

デジタル画像を伝送・保存する場合、JPEG圧縮された形で取り扱われることが多い。何らかの副情報を電子透かしとしてJPEG画像に埋め込む場合、JPEG符号化列に直接埋め込む方が便利である。本講演ではJPEG画像への電子透かしの埋め込み法について紹介する。


14:20-15:35
        DVDにおけるコンテンツ保護と電子透かしの利用  -DVDから次世代DVDへ- 

       加藤 拓 (東芝)

DVD-Video用のCSS, DVD-Audio用のCPPM,記録型DVD用のCPRMについてコンテンツ保護の考え方とその保護方式,及びコンテンツ保護における電子透かしの利用方法について解説する.さらに,次世代DVD用に検討が進められているAACSについても解説する.
                             休憩

座長:小野 文孝(東京工芸大学)

15:50-17:05        国際標準化と電子透かし(MPEG-21を中心に)

青木 輝勝(東京大学)

安全かつ健全なディジタルコンテンツ流通社会を築くべく様々な国際標準化団体にて著作権管理・保護技術の標準化が進められているが、本講演では特に電子透かし技術の立場から、MPEG-21(ISO/IEC JTC1 SC29/WG11)を中心にその標準化動向を概説する。


17:05-17:10       閉会挨拶 小野 文孝 編集委員長(東京工芸大学)

17:20-       講師を交えて簡単な懇親会(1時間程度)を予定しています。(無料)

以上