本3Dコーナーはファクシミリ端末を3次元コンピュータグラフィックスで表示しています。選ばれた機種は3D計測の可能な比較的小型な端末です。様々な方向からファクシミリの形状を見ていただくことができます。
5機種の諸元を示します(エクセルの表をダウンロードします) 

 

各3DCGをご覧になる為には、Viewpoint Media Player米Viewpoint社)がコンピュータにインストールされている必要があります(Windows/MacOS Xのみ対応:無料)
なお、最初の表示まで時間がかかりますので(特に、日本電気FT-68-Nと富士ゼロックスable3010)、ご了承ください。

 

[C1]・FT-68-N写真電送送信装置(日本電気)
日本電気が最初にトランジスタ化した小型携帯写真電送機のFT-61-Tの後継機。1963年(昭和38年)にお目見えした。
電気回路と機構部を一体化して、平たい箱型の板金製筐体で軽量化した、重量が14kgのキャビネ版用送信機。
[C2]・MF1型ファクシミリ(電々公社)
電々公社(現NTT)では、ファクシミリの大衆化を目指し、中小企業から家庭までの需要に対応できる低価格、小型の端末の開発に着手し、MF1型ファクシミリを昭和53年に実用化しました。
[C3]・201S/D写真電送送信機(松下電送)
機構部と電気部を一本化し、8ビットマイコン使用。
写真原稿のドラム巻付けと取り外しを自動化し、起動ボタンを押すだけで自動的に動作する1985年(昭和60年)に造られた装置。
ACのほか、電池、カーバッテリーの3電源で使用できる。
[C4]・複合ファックス able3010(富士ゼロックス)
本装置は、デジタル技術を用いたコピー機にファクシミリの機能を一体にしたオフィス向け製品で、富士ゼロックスより昭和64年に発売されました。

[C5]・車載ファクスPF-2(リコー)
本装置は、車載の目的で1992年にリコーにおいて開発され、当時世界最小のファクシミリとしてギネスブックに登録されました。無線回線を使用し、バッテリー駆動で送信側に密着型イメージセンサー、受信側に感熱記録を使用し、原稿サイズA4版で、装置の大きさは277(W) x 180(D) x 57(H)mmを実現しました。

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