丹羽保次郎博士資料室

画像電子学会の母胎である電写研究会の初代会長として、長期にわたり学会の発展に尽くされた、故丹羽保次郎博士の業績、経歴を本学会誌追悼文(1)で紹介する。

次いで丹羽博士のコレクションと思われる、写真資料の一覧表を示す。

この一覧表のうち、本学会誌に掲載された“戦前電送写真および関係資料”(2)、(3)、(4)に使用した写真、および丹羽博士の講演資料“電送写真の進歩”を展示する。

これら写真、資料は古本市で発掘され、個人所有となっていたが、1994年に本学会でその一部を譲り受けた。“電送写真の進歩”については譲渡を留保されていたが、ご好意により借用展示することが出来た。

終わりに博士の2冊の著述(b1),(b46)について、あらまし、目次等を紹介する。

追悼文

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丹羽博士と共にNE式写真電送装置を開発された、小林正次本学会初代会長の執筆した追悼文(1)で、業績、経歴を知ることができる。

写真資料

写真資料一覧表

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本学会所有分約520件、個人所有分約340件、合計860件におよぶ写真資料のすべてに、分類番号を付して整理した一覧表

戦前電送写真および関連資料

本学会誌に掲載された“戦前電送写真および関係資料”(2)(3)(4)に使用した写真40件あまりに説明を付して展示。

電送写真の進歩

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丹羽博士が講演会資料として纏められたファイルである。亀田 潔氏(パナソニック・コミュニケーションズ株)が所有されているが、氏のご好意により借用し公開する。(著作権に配慮し一部未公開)

著 述

無線写真電送共立社 (S12.09)

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我が国で初めて発行されたファクシミリ技術書で、バイブル的な存在であった。

テレビとファックス東京電機大学出版部 (S35.06)

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講演記録、随筆等が纏められ,ファクシミリ史の側面を語っている。