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画像電子学会

The Institute of Image Electronics Engineers of Japan

マイクロバブルスクリーンへのホログラフィック投影像の特性改善法の検討

あらまし

筆者らは広い視域で大きなサイズのホログラフィ再生像を観察する上で効果的な手法として,空間スクリーンへホログラフィック再生像を投影する方法を検討している.そこで,ホログラフィ投影像を安定して得るための方法の一つとして,水中で発生させたマイクロバブルをスクリーンとして用い,これにホログラフィ再生像を投影する方法を検討した結果,マイクロバブルは水槽内に満たされた水中で連続的に生成され,長時間にわたり安定した像を得ることが可能となった.しかし,バブルの発生機構の調整が不十分な場合には,スクリーンとしての十分な特性が得られない場合があり,スクリーン装置構成の改良が課題となっていた.そこで,本稿ではマイクロバブルスクリーン装置の改良手法について検討した結果を述べる.その結果,従来のマイクロバブルスクリーンの構成法に比べてバブル発生機構でのバブル生成量の調整が容易となり,安定した投影像が得られることがわかった.

著者

高野邦彦*,鈴木哲生*,正信健人**,喜種 慎**,大木眞琴***,佐藤甲癸***,浅井紀久夫****
*東京都立産業技術高等専門学校, **豊橋技術科学大学, ***元湘南工科大学, ****放送大学

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