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画像電子学会

The Institute of Image Electronics Engineers of Japan

画像電子学会 第11回 デジタルミュージアム・人文学(DMH)研究会「デジタルアーカイブとバーチャルリアリティ」 開催のご案内(3/4(水))

第11回のDMH研究会は,デジタルアーカイブとバーチャルリアリティをテーマに開催します.デジタルエクスペリエンス(DX),デジタルヒューマニティ(DH)など,デジタル技術を活用した社会変革を志向するキーワードが飛び交うなかにあって,デジタルアーカイブはデジタル社会の基礎をなすデータの記録・保存の実務を担う点で,また,バーチャルリアリティは人間をデジタル社会に接続する可視化技術を象徴する点で,いずれもデジタル社会における基盤技術といえます.
今回の研究会では,デジタルアーカイブの実務に取り組む方,あるべきデジタルアーカイブ像を模索する方,バーチャルリアリティの基礎技術を磨く形,博物館展示等の現場にバーチャルリアリティを導入したい方,など,作る側・利用する側の別を問わず,さまざまな段階・環境にある方々が一堂に会してざっくばらんに交流を図る場としたいと考えます.通常の学会研究会では発表しにくい話題を大いに歓迎いたします.「デジタルアーカイブとバーチャルリアリティ」を主テーマとしますが,これに関わらず広くデジタルミュージアムおよび人文学に関わる領域の研究発表についてもご発表いただけます.
今回は,総合研究大学院大学(総研大)文化科学研究科日本歴史研究専攻/国立情報学研究所特任研究員の前山和喜氏(https://researchmap.jp/k-maeyama)による招待講演を行います.前山氏は2019年に総研大に入学し,このほど学位審査論文「日本における黎明期の電子計算機の成立と受容―「計算実践の変容」と「計算センターの形成」―」を提出されました.この論文は,日本における黎明期のコンピュータの受容史」について論じたもので,コンピュータの発明・発展が(戦後の日本)社会をどう変えたか,という「コンピュータ史」の視点ではなく,社会の変化や要請に,コンピュータの登場がどう適合し,受け入れられて(受容されて)いったのか,という「コンピューティング史」の視点から見た1940~60年代の日本社会の動きについて,その意味するところを読み解く,というものです.コンピューティング史は近年欧米圏で確立しつつある研究分野ですが,日本を対象にしたコンピューティング史研究としては,前山氏の論文が本邦初の「まとまった成果」として評価できるものです.前山氏の活動は多岐にわたりますが,計算キ(=計算機+計算器)関連資料の保存活動に強い意欲をもっており,日立製作所・東北大学・気象庁等の資料の発掘に努めたほか,「東京農工大学情報工学科西村コンピュータコレクション」資料の整理・保全活動に取り組んでいます.
本研究会は,Zoomによるオンライン参加と会場参加を併用した開催形式となります.

〇日時:2026年3月4日(水) 13:00~16:50
〇場所:Zoomによるオンライン開催+国立歴史民俗博物館大会議室
〇協賛:画像関連学会連合会(FIS)
〇参加費:1,000円(PDF予稿集付).研究会運営のため,講演者も含め参加費をお願いしています.会員・非会員の区別なく一律1,000円となります.
〇参加登録フォーム:https://forms.gle/rGnRTNVaEDkPBQKs6よりお申し込みください.人数把握のため,会場参加の場合も事前参加登録をお願いします.
〇参加登録〆切:2026年3月2日(月)
〇参加費支払〆切:2026年3月2日(月)
〇オンライン参加URL通知:2026年3月3日(火)予定

〇会場参加について:会場参加申込者には,入館の方法について個別に連絡いたします.会場のキャパシティを超えるご希望があった場合,やむをえず会場参加をお断りする場合があります.

〇歴博の展示観覧をご希望の方へ:研究会に会場参加されるみなさまを対象に,国立歴史民俗博物館の無料観覧券をご提供いたします.さらにご希望の方には,10:30~11:30まで,歴博の6つの常設展示室を順にご案内するツアーを実施します.展示に組み込まれたデジタルコンテンツについてもその場で解説いたします.参加者数把握のため,研究会参加申し込みの際,ご連絡事項の欄の「ツアー参加希望」にチェックをお入れください.

〇聴講に際しての誓約: 本研究会においては録画行為及び各発表者のプレゼンテーションのキャプチャー行為など複写行為を禁止します.参加申込をもって同意いただいたものとみなします.

プログラム
13:00-13:05 開会挨拶 DMH研究委員会副委員長 鈴木卓治(国立歴史民俗博物館)
【招待講演】 司会:鈴木卓治(国立歴史民俗博物館)
13:05-13:55 「計算」はどう史料になるのか——日本のコンピュータ黎明期の歴史研究と史料論
前山和喜(総合研究大学院大学/国立情報学研究所)
(15分休憩)
【セッション1】 座長:鈴木卓治(大阪工業大学)
14:10-14:40 空中映像表示によるサイネージ・アイキャッチと商品展示【デモ展示発表】
阪本邦夫,池田夏鈴,加茂杏奈(甲南大学)
(15分休憩)
【セッション2】 座長:平山亮(大阪工業大学)
14:55-15:15 洛中洛外図屏風のVR作成と教育効果測定
戸島克裕,横山恵理,平山亮(大阪工業大学)
15:15-15:35 東海道五拾七次守口宿のVR作成
山田海斗,平山亮(大阪工業大学)
15:35-15:55 AIによる作品選別と理由提示機能を備えたバーチャルミュージアム実装
岡部武斗,平山亮(大阪工業大学)
15:55-16:25 デジタルミュージアム・人文学分野の数理モデルにおけるPython環境の考察―非線形振動モデルを対象としたLisp環境との比較
大野邦夫(フリーランス)
16:25-16:45 フリーディスカッション
16:45-16:50 閉会挨拶 DMH研究委員会委員長 平山 亮(大阪工業大学)

以上.

(2026/2/20掲載)

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