2022年度 画像電子学会年次大会(Media Computing Conference 2022)を,2022年8月31日~9月2日に世界自然遺産の地,北海道知床にて開催いたします.本大会は,画像電子学会創設50周年を記念するイベントとして開催いたします.一般セッション,学生セッション,企画セッションのほか,画像電子学会創設50周年特別企画(基調講演,招待講演,パネルディスカッション等)も計画中です.会員の皆様,奮ってご参加ください.
1. 開催日程・場所
開催日程:2022年8月31日(水)~9月 2日(金)
場所:北海道斜里郡斜里町 ゆめホール知床 (〒099-4113 北海道斜里郡斜里町本町4)
【オンライン併用のハイブリッド開催】
2. 講演募集形態
Conference TrackとJournal Trackの二形態で募集します.ハイブリッド開催のため,発表形式はオーラル発表のみ(ポスター発表はなし)とします.また,講演分野は5. 講演分野をご覧ください.
- Conference Track:従来の年次大会の講演募集と同様で,「一般セッション」「学生セッション」「企画セッション」で募集します.
- 一般セッション(講演時間:質疑応答を含め20分を予定):画像電子学会の会員が一堂に会し,画像電子工学全般に関する研究の発表と意見の交換を行うことを目的とします.学生会員の発表も歓迎します.
- 学生セッション(講演時間:質疑応答を含め15分を予定):画像電子工学に関する研究を行っている学生が一堂に会し,研究の発表と意見の交換を行うことを目的とします.課題提案を含め,卒論,修論などで検討された内容も歓迎します.様々な知見を持った専門家との議論によって研究を発展させる良い機会ととらえて積極的な応募をお願いします.なお,博士課程における研究成果はなるべく一般セッションでの発表をお願いします.
- 企画セッション(講演時間:質疑応答を含め20分を予定):最近のメディアコンピューティング技術のトピックスを本学会研究委員会等が企画し,発表を通して,意見交換を行うことを目的としています.本大会では,以下の企画セッションの投稿を受け付けます.その他の企画セッションについては現在検討中です.
- 学会における情報保障(VHIS研究会企画)
概要:だれでもが差別なく学会活動に参加できるようにするには,視覚・聴覚その他障害のある人への情報保障の提供が必要である.情報保障技術,学会や高等教育における情報保障事例紹介などに関連した投稿を広く一般から募集します.
- デジタルミュージアム・人文学に役立つ技術(DMH研究会企画)
概要:デジタルミュージアム,デジタル人文学に役に立ちそうな研究や事例紹介のセッション.VR,マルチメディア,非接触インタフェース,Webコンテンツ,データベース,メタデータなどデジタルミュージアム,デジタル人文学に役に立ちそうな技術に関連した投稿を広く一般から募集します.
- 360度空間コンピューティング(企画委員会企画)
概要:RICOH THETAに代表される360度カメラは,周囲を死角なく連続的に撮影できる特徴を活かして,ビジネス領域での活用 ――不動産業界での物件紹介、建設業界での工程管理など―― が広がってきています.本セッションでは,360度全天球画像・映像のキャプチャ,処理,認識(物体検出・位置推定など),応用(デジタルツイン,VRなど)について議論することを目的とし,広く一般から講演を募集します.(株)リコー THETA開発チームからの講演も予定しています.
- Journal Track(査読付き発表):画像電子学会誌への投稿論文を併せて提出してもらう形態です.対象セッションはConference Trackと同様「一般セッション」「学生セッション」「企画セッション」とします(各セッションの概要はConference Track欄をご覧ください).
- 掲載号:2023年1月号(「50周年記念年次大会ジャーナルトラック特集号」)
- 投稿種別:通常の画像電子学会誌の投稿種別と同様,以下の5種類とします「論文」「ショートペーパー」「システム開発論文」「資料論文」「実践論文」
- 原則として採否は年次大会までに決定し,ご連絡いたします(条件付採録の場合もあります).採録が決定した論文は,査読付発表として取り扱います.
3. 論文提出方法,提出期限
- 論文提出方法
- Conference Track:EasyChairを利用して要旨,及び大会予稿集掲載用原稿を提出してください.システムの都合上、EasyChairは英語表記ですが、入力の際は日本語を利用してください。
原稿は,A4サイズ2~4ページ程度で執筆ください.Wordフォーマットはこちら(年次大会予稿の書き方も含む).
なお,参加申し込みは別途必要です。
- Journal Track:学会誌への投稿論文は学会誌の投稿システム(Editorial Manager)を利用して提出してください(画像電子学会誌論文投稿の手引きはこちら).
なお,要旨,及び大会予稿集用原稿をConference Trackと同様,EasyChairから別途提出してください.また,参加申し込みは別途必要です。
- 論文提出期限
- Conference Track
- 発表申込(要旨提出)期限:2022年6月20日(月)
- 大会予稿集用原稿提出期限:2022年7月29日(月)
- Journal Track
- 学会誌用原稿提出期限【延長しました】:2022年
6月1日(水) → 7月4日(月)
- 発表申込(要旨提出)期限:2022年6月20日(月)
- 大会予稿集用原稿提出期限:2022年7月29日(月)
4. 参加申し込み方法・参加費
後日,本Webサイトに掲載します.参加申し込み受付は5月20日(金)6月1日(水)開始予定です.
5. 講演分野
[1] 画像符号化(静止画像符号化,動画像符号化,可逆符号化,変換符号化,動き補償,エントロピー符号化,符号化ハードウェア,符号化ソフトウェア,国際標準化 等)
[2] セキュリティ(ステガノグラフィ,データハイディング,著作権保護,不正コピー防止,改ざん防止,フィンガープリンティング,攻撃技術,透かし解析技術,ブロックチェーン,コバートチャネル,サブリミナルチャネル,画像暗号化,画像認証,バイオメトリクス,イメージフォレンジックス 等)
[3] 通信・ネットワーク(画像通信,光ネットワーク,符号化制御技術,画質制御技術,画像検索技術,通信プロトコル,マルチメディア通信,クラウド,標準化方式 等)
[4] 画像処理・認識(画像復元,画像強調,フィルタ技術,特徴抽出・追跡,オブジェクト抽出・検出,動き解析,領域分割,画像認識,文書画像,顔画像解析,動画像解析,文字認識,高解像化処理,コンテンツ制作 等)
[5] 画像入出力・色・画質評価(カラー画像処理,ディスプレイ技術,プリンタ技術,色評価,心理評価 等)
[6]バーチャルリアリティ・CG・コンピュータビジョン(ステレオ・多視点画像解析,3次元画像技術,仮想現実感・拡張現実感,映像生成,コンピュータグラフィックス,モデリング,レンダリング,ビジュアライゼーション,アニメーション,画像再構成・復元,照明・反射解析,マルチメディア処理,メディア統合,ホログラフィ,ポイントクラウド,ライトフィールド 等)
[7]画像基礎・画像アプリケーション,その他画像一般(人工知能,ニューラルネットワーク,リモートセンシング,機械学習,深層学習,進化計算,遺伝的アルゴリズム,画像データベース,教育支援システム,Web関連技術,ヒューマンインタフェース,ユーザビリティ,アクセシビリティ,医用画像,IoT,ビックデータ,クラウドコンピューティング,デジタルサイネージ,標準化教育,災害応用,スマートシティ,ドローン,産業応用,テレワーク,遠隔教育,ロボット工学,医療・農業・建設業などとの境界領域 等)
6. 問い合わせ先
画像電子学会事務局
〒116-0002 東京都荒川区荒川三丁目35番4 ライオンズマンション三河島第二 101号
TEL: 03-5615-2893
E-mail: mcc2022@iieej.org (なるべく電子メールでお問合せください)
以上